公開日 2024年12月16日(Mon)
第3回曽於やごろう青春短歌大賞・第26回南九州市かわなべ青の俳句大会において,生徒の作品が入賞しました。
【第3回曽於やごろう青春短歌大賞】
《2 席》 3年情報処理科 坂元 湊人
親近感なぜか覚える音だけは鳴るが炊けない炊飯ジャーに
《優良賞》 3年普通科 川西 暁斗
通学の電車の海をかがやかす朝日は溶けたバターのようだ
《佳 作》 3年情報処理科 眞﨑 雄大
真っ青の空をふちどる畦道を原付で行く急ぐともなく
《奨励賞》
3年情報処理科 永田 唯莉
こめかみにしたたる汗を輝かせ祖父は巧みに田植機操る
3年情報処理科 小松 真希
一気見のアニメに沼り気がつけば土曜の朝のカーテン白む
写真:12月8日(日) 曽於・中央公民館にて行われた授賞式
【第26回南九州市かわなべ青の俳句大会】
《特選》 父は酒母は甘酒僕は水 1年情報処理科 橋元 蓮
風鈴を吊りし老舗の軒端かな 2年普通科 谷口 星凪
終戦日空を見上げて手を合わす 2年普通科 大野 夢華
打ち上げの花火のあとにひとり立つ 2年情報処理科 眞﨑 康大
あれもこれも語りつ母の墓洗う 3年普通科 國師 世名
遠花火よそに過去問解いており 3年普通科 後藤 咲葉
護衛艦二隻停泊波止灼けて 3年普通科 米重 龍人
《入選》 ついにきた期間限定芋お菓子 1年普通科 海江田 歩実
流水に翻弄されるお素麺 1年普通科 町田 憲哉
雨蛙サイドミラーにぴったりと 1年情報処理科 今和泉 美羽
風涼し悩みしことのあともなく 2年普通科 西山 怜衣
飛ぶ鮎に白雲流る水面かな 2年情報処理科 新 浩紀
夜の空花火ひとつに立ちつくす 2年情報処理科 宮江 孝介
引退試合汗は涙となりにけり 3年情報処理科 上野 優茉
大口に虚勢張りたる蝮の子 3年情報処理科 竹田 聖士郎